おいしい記憶 Delicious Memories
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ストックホルムから.おいしいものなど.            e-mail: jordgubbsglass(a)gmail.com

by jordgubbsglass
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Midsommar i Lid 2008
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スウェーデンにおいて、一年のうちで家族や友達が集まる大きな行事といえば、夏至祭、クリスマス、ポスク(イースター)。それらのパーティーで必ず食べるものといえば、サーモンとシル(Sillニシンのマリネ)とシナップス(Snapsハーブで香りをつけたウォッカ)です。必ずこれ。日常生活では何でもおいしいものが手に入る今、大イベントの行事で伝統的な質素な料理を食べるというおかしな習慣になっているようです。
今回のパーティーでもこれが話題になって、来年のミッドサマーは張り切ってロブスターをたらふく食べようか!?という意見は出るものの、ううーん、やっぱりミッドサマーはシルだよね。。。という話に落ち着いてしまうのです。
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3大イベントの晩餐がほぼ同じといっても、やはりそれぞれちょっとした特徴があります。ミッドサマーでは、スウェーデン産“新じゃが”とスウェーデン産“ストロベリー”が欠かせません。どちらもとてもおいしい!
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そして夜はバーベキューです。
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今年の夏至祭は、The Fishの友達Gurraの“彼女Theresの”サマーハウスに行ってきました。
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ストックホルムから車で約1時間半。手軽な距離なのに、大自然の中にあります。舗装道路から砂利道に入った後、道ともいえないような手作りの道を進んで、やっとたどり着きます。夏だからいいものの、冬は電灯もないし、たどり着くのはなかなか大変そうです。
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湖のほとりの丘の上。母屋と2つの離れと作業部屋が隣接された物置小屋がありました。
これ、代々家族によって、自ら建設されたとの事!一番新しい物置小屋はTheresのお兄さんが作ったそうです。彼の仕事は建築家でも大工でもなく、広告業界で働くビジネスマン、です。いってみれば、博報堂や電通でバリバリ働くクールなお兄さんが、サマーハウスを自分で作ってしまう感じです。設計して発注じゃなくて、建設してしまうなんて。スウェーデン人は日曜大工が趣味の人が多いとは思っていましたが、ここまでしてしまうなんて驚きました。

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目の前に広がる大自然!!
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家族と、そしてストックホルムから、ヨーテボリから、ロンドンから、友達が集まって、みんなで楽しい時間が過ごせました。初めて会っても老若男女みな長年の友達だったかのようにリラックスしてしまえる人たち。また会おうね、と言ってそれぞれ初夏の短い休暇を終えました。
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Tack så mycket!!!
by jordgubbsglass | 2008-06-26 06:17 | Swedish Style